【ご相談№168】一番大事な友達だった愛犬の気持ちが知りたい。
私のうちでは娘が小学生の頃から13年間飼っていた犬がおり、天寿を全うして7年が経ちます。うちは昔、私の実の父母と同居していたのですが、父はもともと犬嫌いではないですが、大工である父自らが建てた家でしたので、家が傷むことを嫌がりペットを飼うことはありませんでした。そんな娘が小学校4年生の時に、知り合いが捨てられた子犬を拾い家まで連れてきました。
犬を欲しがっていた娘は可愛い子犬を目の前にし、どうしても飼いたいと言いました。その頃、娘は学校で友達関係に悩んでいたこともあり、娘のためになるのではないかと思い、私も一緒に祖父を説得して飼うことになったのです。最初は娘もよく面倒をみて、本当に友達のように愛犬とよく遊んでいましたが、中学生になった頃から娘の生活が変わり、あまり相手をしなくなってしまいました。
結局、私がご飯の用意を、私の父が散歩に連れて行くようになり、そんな父が事故で突然亡くなってからは、今度は母と私が世話をするようになりました。そのまま娘は大学へと進み家を離れ、娘が就職した年に愛犬は亡くなりました。最後は娘も帰ってきて家族で看取りました。今年に入り娘が家に戻ってきたのですが、また犬を飼いたいと言いました。最初は亡くなった犬のことを思い反対しましたが、結局飼うことになりました。今度は娘が世話を全てし、とても可愛がっており安心していましたが、最近、娘が以前飼っていた犬について、「世話を途中で投げ出してしまい寂しい思いをさせてしまったことをとても悔やんでいる。
今いる愛犬を可愛がれば可愛がるほど申し訳ない気持ちになる。だけど、もう何もしてあげられない。私なんかに引き取られて不幸だったかな。おじいちゃん、おばあちゃんと今一緒にいるのかな。」とぽつりと口にしました。人様から見れば「なんて勝手なことを言っているんだ。」と思われても当然ですが、私も娘の気持ちがわかりますし、今、天国にいる愛犬が本当はどのような気持ちでうちの家族と過ごしていたのかを知りたい、そして供養してあげたいと思っております。
年齢:54歳/性別:女/職業:不明
紅秘女先生より コメントが届きました。(2013/05/5)
はじめまして、アイネ鑑定師 の紅 秘女です。
お嬢様、優しい娘さんに育ちましたね。
幼少の頃過ごした時間は
大人が考えているよりも子供にとっての
ペットとの関係性は兄弟や従姉妹のような
不思議な絆ができてきますね。
でも実際には
言葉が理解しあえているわけでは無いんです
その関係性の中で培われてゆくのは
思いやる気持ちなんだと、感じます。
そしてそこには、自然に、
わんちゃんの方にも芽生える
人間的な感情があります。
小さな2~3歳くらいのお兄ちゃんが、生まれたばかりの妹の鳴き声
に反応して、オムツやミルクを母親に手渡すような、
大人が感じている気遣いとは違う
相手がいるからこそ芽生える、気持ちが、
相手を思う心を育ませてくれるんです。
不思議ですよね?
誰が教えるわけでもないのに?
☆わんちゃんの意識はペットちゃんの場合、
平均的に人間の子供の2~3歳児くらいでしょうか?
老齢の子でも12~13歳位の感情の波を感じます。
お子様の成長は人間
けれど、犬の成長は人間の四倍速に。。。
これは悲しい現実です。
時は容赦なくすぎて行くこと
小学生が守ろうとしている、小さな兄弟や姉妹は。。。
いつの間にか
自分を追い越して
歳を重ねた、ノリの悪い姉や兄に。。。
そして、季節が変わる毎に
物言わぬ偏屈なおじいさんやおばあさんに。。。
☆そこには老いる変化や自分の自由な環境も加わり
感じ方や価値観までが変わってしまう。
そうしてしまう環境の中には
人間の育まれて行く環境という社会があるから?
犬を飼えない友達
犬と一緒に行けない学校
犬とは同行できないのが、当たり前の場所の数々
犬は噛むの?怖くない?
そういう質問や嫌悪感を待たれたりする事が
子供にとっては、未知の環境にも遭遇する時間
心はなぜ?を感じていても
子供の社会のルールに流され、家での時間と
外での時間の子供なりの変化
いつも一緒にいたかった
いつも見つめて抱きしめて
ほら。そばにいるよ。。。
子供も犬も 心の中は共振する想いを忍ばせ
そして、心を守ろうとする意識は
忘れる事
離れた自分をおいて行った自分を忘れること
時は早足で行きすぎてしまうから、
今なら振り返れるという
大人になる頃には?。。。
犬として与えられた時間は既にタイムリミット
人が優しくなれるのは
こうした想いを
切ない経験を積んでいくからだと。
誰にも癒せる事ではない事
ただ、娘さんに、お母さんが声をかけてあげることができるなら?
ねぇ目を閉じて
ほらあの時みたいに掌をさしだして、
あの子 どんな瞳であなたを見てた?
そう聞いてあげてみてください。
言葉よりもわんちゃんの気持ちを、その手のひらで受け止めて欲し
いと感じます。
わんちゃんはいつもそばにいますから?
幸せは 言葉にできない
ありがとう。。。
大好きという言葉の変わりに
優しく舐めて慈しむ
あの時
子犬が目を見つめた瞬間から。
幸せはそこにある事を感じとります。
尻尾を振れば震えるほどに
それは、感謝の気持ちだと 受け止めてください
そしてペットのわんちゃんは
橋のたもとで待っています。
飼い主さんのこの世でのお勤めが終わるのを。。。
身体から離れた魂は、
もう
時間にとらわれることもないので、
呼べばいつでもそばにいる。。。
そういう感覚です。
☆わんちゃんは一番好きなスタイルで過ごしてる、ご褒美を頂いて
います☆
ペットちゃんの場合、そのお家のご先祖様などと実際には暮らした
経緯がなくても一緒にいる事があります。
動物同士もしかりで、そのお家の代々のペットちゃんが
並んでいたり、それら全てではありませんが、生前の関わり方が
導いた、種を超えた魂の繋ぐ絆なのだと、
動物鑑定をしていて感じております。
ただ、悲しい事や辛い時間の事は思い出さないでください
橋のたもとの広場には暗い雨雲が出てきて雨が降ります。
怒ると稲光がさし
とても不安な気持ちに覆われてしまいます。
思い出すのは楽しい 嬉しい 尻尾の会話
晴れた空の虹の下 あなたを見つめる瞳の色を忘れないでいてくだ
さい。
紅秘女
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紅秘女先生のお得意なご相談内容>>前世から視る人間鑑定(カルマによる人間関係の修復等)恋愛成就・適職転職・仕事運・願望達成
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